無理なくダイエットするために意識するべき5つの事

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ダイエット

いまだ世の中には様々なダイエット法が乱立しております。

低糖質ダイエットやケトジェニック、あるいは置き換えダイエット等…。

何が正解で何が間違いかというのは、その人の生活リズムや体格によって異なるので、断定はできないですが、それでもある程度のダイエット理論というのは存在します。

過去記事にまとめていますが、ダイエットの基本となるのは間違いなくカロリー計算です。

現状の自分の消費カロリーを把握し、摂取カロリーをそれ以下にすることで、間違いなく体重は減少していきます。いたってシンプルなダイエット理論です。

しかし、シンプルとは言ってもそれでもダイエット中は、食事制限をしたり、運動をしたりとストレスが溜まりやすいです。

そこで今回は、ダイエット中に意識するべきことをまとめてみようと思います。

ダイエットは”体重”を減らすことでは無い

ダイエットをしている人で、失敗をする人の大半が、ダイエットは体重を減らすことだと思っています。

しかし、ダイエットの本来の目的は体重を減らすことではなく、体脂肪を減らすことです。

例えば、体脂肪が減ったから体重が減ったのはOKですが、体内の水分が減ったから体重が減ったのはNGです。

言い換えると、体重は変わってないけど、体脂肪は減っている場合もあるということです。

ちなみに余談ですが、健康診断の前日に飲まず食わずで生活して、体重が減ったと喜んでいる人がいますが、体脂肪で言えばおそらく300g~400g程度落ちただけではないでしょうか。

あくまでもダイエットは体脂肪を減らすことを目的に考えるべきです。

色んな情報を集める際も体脂肪をどのようにしたら落とせるのかということを念頭において情報を集めることで、余分な情報や商品を買わなくて済むようになります。

  • 【OK】ダイエットの目的は体脂肪を減らすこと!
  • 【NG】ダイエットの目的は体重を減らす事!

1日単位の体重の増減を気にしないようにする

運動を頑張ってしたのに、次の日になって体重を測定したら逆に体重が増えていたという経験はありませんか?

人間の身体はちょっとしたことで、水分を蓄えてしまいます。

例えば、塩分が多い料理をたくさん食べてしまったりすると、体内の塩分濃度の調整のために、水分を溜め込みやすくなります。

また、運動後も運動によって傷ついた筋繊維を修復するために、患部に対して栄養素を効率的に送り届けようと、水分を溜め込む傾向にあります。

上記はちょっとした例ですが、それでも人間の身体と言うのは、簡単に水分量が変わるため、1日単位での体重の増減というのはあまり気にしない方が良いでしょう。

また、ダイエットに対するモチベーション維持という観点からも1日単位での判断は、モチベーションの低下を招きやすいのでオススメしません。

期間で言うと、最短でも1週間単位での比較が良いでしょう。

1週間単位で体重の増減を分析し、今のダイエット法が上手くいっているかどうかを見ることをオススメします。

  • 1日単位の体重の増減に一喜一憂しない!
  • 体重の増減は、最短でも1週間単位で比較するようにする!

恒常性(ホメオスタシス) = ダイエット停滞期

どんな環境でも人間は恒常性( ホメオスタシス)の機能を有しているため、その環境に馴れることができます。多少の悪い環境でも馴れてしまいます。

ダイエット中で言うと、カロリー制限をしていても、そのカロリー内で活動できるように、活動量を低下させたり、自分の身体の体温調整を低めの温度にしたりして、少ないカロリーでも生活できるように身体が勝手に行ってしまいます。

恒常性自体は、非常に優れた機能なのですが、ダイエットに限って言えば、停滞期を生む、最悪の機能です。

しかし、逆に考えるとエネルギーが足りているという風に身体に錯覚させることが出来れば、停滞期は簡単に脱出することができるということです。

チートデイという言葉を聞いたことがある人は知っているかもしれないですが、ダイエット中に敢えて摂取カロリーを増やすことで、停滞期を脱出させる方法があります。

このように、停滞期が来るのは当たり前であり、また停滞期を脱出する方法も当たり前のようにあるので、ダイエットしていてもし体重が落ちなくなっても焦る必要は全くありません。

  • 人間の性質上、ダイエットに停滞期はつきもの!
  • 停滞期を脱出する方法は、案外簡単なものであると理解しておく!

体脂肪1kg = 7,200kcal

体脂肪1kg当たりのカロリーは約7,200kcalと言われています。

それだけのエネルギーが予備エネルギーとして蓄えられているのです。

成人男性の1日当たりの消費カロリーが2,000kcal~2,400kcal程度のなので、簡単に言うと、3日間飲まず食わずで通常通り生活をしても、体脂肪は1kgしか減少しないと言えます。

体重はもしかすると、水分摂取量の関係で、もっと落ちる可能性はありますが、身体に付いている脂肪は飲まず食わずでも1kgしか減少しません。

つまり、ダイエットをするということは、長期的な戦略が必要となるということです。

あなたの目的が、単純に体重計に表示される数字を減らしたいだけであるのであれば、短期的なダイエットも可能でしょう。

しかし、身体についている体脂肪をそぎ落としたいのであれば、長期的な考える必要があります。

その意識を持っておくことがダイエットは非常に重要です。

  • ダイエットは長期的なものであることを理解しておく
  • 体脂肪1kg当たり7,200kcalのカロリーを身体に蓄えている

痩せる方法 = 消費カロリー > 摂取カロリー

冒頭で述べた通り、ダイエットの基本はカロリー計算です。

カロリー計算さえ出来ていれば基本的にダイエットが失敗することはありません。

数学的な書き方をすれば、

消費カロリー > 摂取カロリー

を満たせれば痩せていきます。非常に単純なロジックです。

例えダイエットが失敗したとしても、カロリー計算をしておくことで、何で失敗したのかの分析が後からでもできます。

また、目標体重までの日数計算や食事の計画なども理論的に出すことができるようになります。

要するに、カロリー計算をすることがダイエットの全てとも言えるということです。

  • ダイエットの基本は、カロリー計算!
  • 分析や計画をする際にもカロリー計算は有効!
  • 痩せる = 消費カロリー > 摂取カロリー

まとめ:カロリー計算してみるのが1番

何度も言いますがダイエットの基本は、カロリー計算です。

消費カロリー以上にカロリーを摂取すれば間違いなく太ります。

ダイエットが成功せずに悩んでいる方は、まずはカロリー計算方法を学習することをオススメします。

また、ダイエットは1日や2日で完了するものではなく、ある程度の期間が必要という事も、頭に入れておくべきでしょう。

短期間のダイエットは、体調を崩しやすいだけではなく、体内の水分が増減しているだけという場合も多くあります。

計画的にダイエットをする上でもカロリー計算によるダイエット法が非常に有効ですので、ぜひ参考にしてみてください。

みなさんのダイエットが少しでもうまくいくことを望んでいます(^^)

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