筋トレも馴れてくると、伸びやむ時期が来ます。いわゆるスランプというものです。
伸び悩むと言っても理由は様々あると思いますが、多くの場合が扱う重量が伸びないという悩みでしょう。
筋トレの基本的な考え方は、大雑把に言うと、
扱う重量が増える=筋肉が発達している
という考え方ができますので、扱う重量は非常に重要です。
その重量が伸び悩んだ際に試して欲しいことを紹介します。
同じ部位でも異なる種目を導入する

私たちの身体は、良くも悪くも馴れというものが存在します。
ある一定期間同じ環境化に身を置くと、自然とその環境に適応するようになります。
これは、筋トレにおいても同じです。
同じような種目、同じような重量を扱っていても馴れのせいで、なかなか筋肉は発達しなくなります。その馴れを解消するために、日々少しずつ重量を上げる努力をするのですが、それでも伸び悩む時期が来ます。
その場合は、思い切って違う種目を行うことで、スランプを脱却することが出来る場合があります。
例えば、バーベル種目をダンベル種目に変えてみるのも効果的でしょう。
違う種目を行うということは、筋肉にとっては新しい刺激を受けることになります。新しい刺激は、神経系を発達させてくれるという大きなメリットがありますので、伸び悩んでいる場合は、思い切って、普段行わない種目を取り入れてみましょう。
- バーベルデッドリフト ⇒ ダンベルデッドリフト
- バーベルスクワット ⇒ ダンベルスクワット
- ラットプルマシン ⇒ 懸垂種目
補助筋群を鍛えてみる
例えば、ベンチプレスの重量が伸びない場合に、胸を鍛えるのではなく、腕や肩などの補助筋群を鍛える方法があります。
胸は十分に鍛えられているが、腕・肩といった補助筋群がうまく使えていないが故に、重量が伸びない場合があります。
そこで、腕や肩など直接関係の無い部位をあえて鍛えることで、自分が本来鍛えたい部位の筋肉を狙って鍛えられるようになる場合があります。
直接狙った部位を鍛えるのも間違えでは無いですし、間接的に狙った部位を鍛えていくのも間違えでは無いので、伸び悩んでいる場合は、間接的に筋肉を鍛えていく事を念頭に置いておくことでトレーニングの幅が広がるようになります。
あえて軽い重量を扱ってみる

毎度毎度、記録更新を目指し高重量を扱うことも筋トレにおいては重量なことです。
しかし、記録を更新を目指すという事は、コントロールできる範囲を超えている可能性もあるわけです。
その場合は、1度重量を下げ、コントロール重視、つまりは、対象筋に効かせることを意識することで、スランプを脱却できる場合があります。
もちろん使用重量を落とす分、高回数繰り返すことになりますが、その分丁寧にトレーニングすることで、いつもと違った感覚を得ることができるはずです。
種目を変える事と同様に、刺激を変えるという点で効果的と言えるでしょう。
まとめ!筋肉に与える刺激を変えてみよう!
どの方法も、言い換えるならば、筋肉に与える刺激を変えるということです。
なるべく馴れを感じさせないように、種目を変えたり、重量を変えたり、鍛える部位を変えるなど少しの工夫でスランプを脱却できるようになります。
まずは、自分が取り組みやすいことから試してみましょう!
- いつもと異なる種目を行う
- 補助筋群を鍛えてみる
- あえて軽い重量を扱ってみる
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