筋トレしていると気になってくるのが、なぜトレーニーはブロッコリーを良く食べるのかという事です。
数ある野菜の中で、なぜブロッコリーを選択しているのか、またその効果や効能はどういったものがあるのかということは、非常に気になる点だと思います。
というわけで今回は、筋トレとブロッコリーの関係性について、まとめていこうと思います。
最初に結論から言うと、ブロッコリーはトレーニーにとって最高の食材と言えます。
特徴①:タンパク質を多く含む
筋トレの効果を最大限に引き出すためには、「タンパク質」の摂取が重要になってきます。
一般的にたんぱく質は、卵や肉などに含まれていることが多く、野菜類にはそれほど多くの量は含まれていません。
しかし、ブロッコリーは100g当たり4.3gのたんぱく質を含んでおり、野菜類の中では比較的多めの含有量となっています。
また、後述しますが、その他の栄養面も優れているため、トレーニングをする方にとっては、非常に優れた食品として好んで食されています。
特徴②:ビタミン類が豊富
ブロッコリーがビタミン類も非常に豊富です。
カリウム 360mg
カルシウム 38mg
マグネシウム 26mg
鉄 1.0mg
ビタミンC 120mg
ビタミンA(β-カロテン当量) 810μg
ビタミンK 160μg
葉酸 210μg
食物繊維相当量 4.4g
※科学技術庁資源調査会編「五訂日本食品標準成分表」より
以下については、補足事項になります。
カリウムは、体内の塩分濃度の調整などをする上で重要な役割を担います。
カリウムは成人の体内に約200g含まれています。大部分は細胞内に存在し、細胞外液に多いナトリウムと相互に作用しながら、細胞の浸透圧を維持したり、水分を保持したりするのに重要な役割を果たしています。
【引用元】カリウムの働きと1日の摂取量 | 健康長寿ネット
ビタミンAは、皮膚や粘膜を正常な状態に保つ上で重要な役割を担います。
体のなかに入ったビタミンAは脂肪とともに小腸から吸収されると、ほとんどは肝臓に蓄えられ、そのほかは血液によって心臓や肺、腎臓など、各組織に運ばれていきます。主な働きは、皮膚や粘膜を健全な状態に保ったり、夜間の視力維持を助けたりする働きをします。
【引用元】ビタミンAの働きと摂取目安量、ビタミンAを含む食品を紹介
ビタミンCは、がんや動脈硬化の予防に効果的と言われて、逆に不足することで、血管がもろくなる等、私達の身体にとっては必要不可欠な栄養素です。
ちなみにブロッコリー100g相当を食べるだけで、1日分のビタミンCが摂取できますので、積極的に食することをオススメします。
特徴③:テストステロンを増幅してくれる
ブロッコリーの成分の中には、女性ホルモンのエストロゲンを抑え、男性ホルモンのテストステロンを増強する効果を持つものがあります。
テストステロンは男性ホルモンと代表格であり、男性と名が付く通り、男らしい体を作るためには必要不可欠なホルモンです。
筋トレをすることでも、テストステロンは分泌されますが、さらにブロッコリーを食材として活用することで、食事の面からもテストステロンを分泌しやすくすることができます。
つまり、より効果的に筋肉を付けることができるようになるということです。
まとめ:トレーニーには有効な成分が詰まっている!
3つの観点から筋トレにおいてブロッコリーがオススメされる理由を解説していきましたが、どの観点においても重要なことが理解できたかと思います。
筋トレの効果を最大限に高めるためには、「食事」の質を以下に高めるかが非常に重要になってきます。食事をないがしろにすることで、筋トレの効果を台無しにしてしまうだけではなく、むしろ痩せ細る危険性すらあります。
それくらい「食」というのは重要なのです。
ブロッコリーの栄養成分を見て分かるように、トレーニーとっては最高の食材と言える栄養素となっています。
さらにはテストステロンの分泌を促してくれる成分も含まれていることで、より筋トレの効果を高めてくれる食材でもあります。
トレーニーがブロッコリーを好んで食べる理由が分かったのでないでしょうか(^^)
少しでもみなさんの筋トレライフが充実することを望んでいます!
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