プロテイン飲むだけじゃ体は大きくなりません

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筋トレ

あなたの周りには、プロテインを飲むだけでムキムキになると勘違いしている人はいないですか?

いまだに多くの人が勘違いしていることの1つに、プロテインを飲むとそれだけで筋肉が付くという勘違いがあります。

または、筋肉は付けたいけど、ムキムキになりたくないから飲まないという人もいます。

このような間違った知識を持っていると、どんなに努力をしても自分のなりたい体形にいつまでたってもなれない可能性もあります。

正しい知識を正しく活用致しましょう!(^^)

プロテインって何?

プロテイン(protein)とは、日本語でいう「たんぱく質」を英訳したものです。

よく見るプロテインは粉状のものが多いと思いますが、あれはたんぱく質を主成分として、飲みやすいように加工された商品です。

主成分はたんぱく質なので、肉や卵などが含んでいる栄養素と何ら変わりはありません。

ちなみにたんぱく質の含有量が多い食材としては、

  • 牛肉の赤身 20g~25g
  • くろまぐろ 25g~27g
  • ほんがつお 24g~26g
  • 枝豆 10g~12g
  • プロセスチーズ 20g~22g
  • そば 14g~15g

などが挙げることができます。ここに挙げたものはあくまでも代表例ですので、まだまだタンパク質を豊富に含んでいる食材はあります。

プロテインの栄養素は?

プロテイン1食当たりの栄養素を見ていきましょう。

今回は、ザバス ホエイプロテイン 100 ココア味を参考にします。

1食(21g)当たりの栄養成分になります。

  • エネルギー……… 83kcal
  • たんぱく質……… 15.0g
  • 脂質……………… 1.3g
  • 炭水化物………… 2.7g

成分表を見て分かるように、メインはたんぱく質であることが分かります。そのため、カロリー自体も非常に低いことが見て取れます。

おにぎり1個あたりのカロリーが約180kcalなので、カロリー自体が非常に低いことが分かります。

同量のたんぱく質を牛乳で摂取しようとした場合、4~5杯必要となります。卵でいうと、全卵で2~3個必要になります。

筋肉が付く仕組みについて

筋肉が付く仕組みについて簡単に説明します。ちなみに、このどれか1つ欠けただけでも筋肉は大きくなりません。

  1. 筋力トレーニングなど筋肉に対して負荷がかかる運動を行う
  2. 運動により筋繊維が破壊され、体はその修復をしようとする
  3. 修復には「たんぱく質」が主に利用され、破壊された部位を前より強固に補強する
  4. 補強は、夜、寝ている間など休養期間に主に行われる

それぞれ補足します。

筋肉を大きくするには、筋肉自体に負荷がかかるトレーニングをする必要があり、その結果として筋繊維を破壊する必要があります。

破壊と言っても、目で分かる訳ではないのですが、筋繊維の破壊と筋肉痛が密接な関係があると言われています。つまりは、筋肉痛が起こるくらいのレベルで運動をする必要があるということです。

適切な運動強度については、下記を参照してください。

また、筋繊維の補強には、「たんぱく質」が必要不可欠です。十分な栄養補給が行われないと、筋繊維補強の材料が足りず、強固な補強が出来なくなってしまいます。

さらに、休養も非常に重要です。体は休んでいる間に、大きく変わろうとしています。細胞レベルから生まれ変わろうとしているタイミングを逃すと筋肉も大きく成長しません。

結論:プロテインだけじゃムキムキになれません

体を大きくするには、運動、栄養、休養がバランスよく行われる必要があります。どれが欠けても体は大きくなろうとはしないのです。

つまりは、プロテインを飲んだだけでは、たんぱく質を少し多めに摂取しただけで、体には何も変化は生まれません。

適切な運動をして、しっかりたんぱく質を中心に栄養補給をして、しっかりと休むことが非常に重要です。

正しい知識を身に着けて、理想の体型へ少しでも早く近づけるように頑張りましょう!

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