【ダイエット】停滞期を乗り越える意外な方法

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ダイエット

ダイエットを行っていると必ずいっていいほど味わうのが、停滞期です。

順調に落ちていた体重がいつからかピタっと止まってしまい、その後なかなか落ちない状況が暫く続きます。

落ちない状況が続くとダイエットに対するモチベーションが下がるため、比較的多くの人が停滞期が訪れたタイミングで、ダイエットを辞めてしまいます。

しかし、停滞期を乗り越える方法を少ししっておくだけで、案外簡単に停滞期を乗り越えることができます。

ただでさえ辛い停滞期を少しでも簡単に乗り越えませんか?

停滞期が起こる理由を理解する

恒常性(ホメオスタシス)

人間の身体は優秀で、環境の変化に適応するための恒常性(ホメオスタシス)という機能を有しています。夏場であろうが、冬場であろうが、体温が一定の温度を保っているのは、恒常性の機能のためです。

生体がさまざまな環境の変化に対応して、内部状態を一定に保って生存を維持する現象。また、その状態。血液の性状の一定性や体温調節などがその例。動物では主に神経やホルモンによって行われる。ホメオスタシス。

【引用元】 恒常性(こうじょうせい)とは – コトバンク

ダイエットすると、身体はどう反応するか

ダイエットしている時も恒常性の機能が作用します。

ダイエットしているということは、消費カロリーよりも摂取カロリーが低い状態です。長い間その状態を維持し続けると身体は、飢餓状態に陥っていると錯覚し、消費カロリー(基礎代謝)を下げようとします。

具体的に言うと、平熱の体温を下げたり、各器官に送る栄養源を少なくしたりします。そうすることで、身体が消費するエネルギーを抑えて、少ない摂取カロリーで生活できるように身体が自主的に制御するのです。

身体が飢餓状態と認識し続ける限り、基本的に停滞期は続きます。

停滞期は体重が落ちにくくなるのは当たり前だが、平常時の体温も下がる場合がある。いつもより肌寒く感じた場合は、停滞期に入っている場合があるので注意しよう。

停滞期の脱却方法は?

停滞期とは、身体が飢餓状態と認識している状態と説明しました。つまりは、飢餓状態と認識させないようにすることで、停滞期を脱却することができるようになります。

チートデイを設ける

チートデイ(cheat day)とは、一時的に食べる量を増やす日の事を意味します。英語で、cheatとは「だます」という意味です。つまりは、一時的に摂取カロリーを増やすことで、体を飢餓状態ではないとだまそうとするという事です。

そうすることで、下がっていた基礎代謝が元に戻り、また体重の減少が始まるという方法です。

注意点としては、しっかりとカロリーを摂取するということです。中途半端にしてしまうと、それこそ身体を「だます」ことが出来なくなってしまうため、チートデイの日だけは太る覚悟で食べましょう。

できれば、高炭水化物、低脂質を意識すると良いでしょう。

身体にとって主なエネルギー源は、炭水化物です。チートデイではしっかりと炭水化物を摂取しましょう。逆に、身体の負担を考えると脂質はあまり増やさない方が良いでしょう。

チートデイを取り入れる際の注意点
  • 中途半端にやらない。しっかりとカロリーを摂取する。
  • なるべく高炭水化物、低脂質を意識する

食事回数を増やす

食事回数を増やすことで停滞期を脱出できる場合があります。

例えば1食500kcalを3回摂取していた場合は、1食250kcalにして6回摂取する方法です。

理由としては、エネルギーが足りない状態をなるべく短くすることで、身体が飢餓状態と認識する感覚をなるべく鈍らせるためです。

エネルギーが枯渇している状態が長くなれば長くなるほど、身体は飢餓状態と判断する感覚が敏感になってくるので、なるべく一定時間毎に一定量の食事を取る方法がよいでしょう。

身体を休ませる

食事制限等と並行して、運動を行っている方は、身体をゆっくりと休ませることで停滞期を脱出できる場合があります。

例えば、毎日行っているトレーニングを週に2~3回に減らす、または、1日おきにするなどです。

そうすることで、本来は運動で利用されるはずのエネルギーが余るため、飢餓状態の感覚を鈍らせることができるようになります。

運動自体は、基礎代謝をアップさせるために効果的な方法なので、止める必要はないですが、頻度や強度を考慮することで、停滞期を脱却することができる場合があります。

身体と上手に向き合おう

人間の身体は、周りの環境に応じて臨機応変に立ち回ります。

暑かったら汗をかいて、体温調整をする。身体の中に、悪影響のある菌が入ってきたら排除する。

そういったことを、頭で意識することなく勝手に行ってくれる素晴らしい機能を持ち合わせています。

しかし、ダイエットになるとその機能が邪魔をしてくる場合があります。それが停滞期であり、私たちがダイエットを行う上で一番苦しい時期です。

その時期をいかに乗り越えるかがダイエット成功のカギと言っても過言ではありません。

今回得た情報を元に、上手に自分の身体を「だます」事で、案外簡単に停滞期を乗り越えられるかもしれません。

みなさんのダイエットが成功することを願っています(^^)

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