筋トレ後、お風呂に浸かることに関して、良い、悪いの意見が様々あります。
良い意見としては、血行が良くなるため、体内の老廃物が排出されやすくなったり、栄養が患部に行き渡るため効果的であるという意見です。
悪い意見としては、筋トレ後は、筋肉が炎症しているから、患部を温める行為は逆効果であるという意見です。
その中で、自分が体験した内容を踏まえて、考察していきたいと思います。
お風呂のメリット、デメリット
お風呂には、メリットもあり、デメリットもありますので、まずはそこから見ていきましょう。
メリットについて
新陳代謝が良くなる(血行が良くなる)
お風呂に浸かることにより、体内の血行が良くなります。その効果もあって、新陳代謝が良くなり、ダイエット効果や老廃物の排出に効果的であると言われています。
また、血行が良くなることで、軽いマッサージと同様の効果も得られるため、疲労回復にも効果的です。
気分がスッキリする
お風呂に浸かることで、リラックス効果を得ることが出来ます。
私たちの身体は交感神経と副交感神経のバランスから成り立っていますが、お風呂に浸かることで副交感神経が優位にたち、緊張状態や興奮状態を緩和し、リラックス効果をもたらしてくれます。
その効果もあり、風呂上りはさっぱりとした気分になる効果があります。
汗や汚れを洗い流してくれる
日常生活や運動などでかいた汗を洗い流すことで、私たちの身体を清潔な状態に保つことができます。
シャワーだけでは、落としにくい老廃物もお風呂に浸かることで、落とす事ができる場合もありますので、清潔感を保つという意味でもメリットがあります。
デメリットについて
心臓に負担がかかる
お風呂の量や温度にもよりますが、平常時に比べて、お風呂に浸かる行為は心臓に負担がかかる行為です。
特に、熱めのお風呂に入る場合は、心臓に負担が掛かりやすいので注意しましょう。
体内水分量の低下
お風呂に浸かる時間が長いと、汗をかく量が増えます。そうすると体内の水分量が低下し、最悪、脱水症状のような状態になる場合があります。
お風呂に入る前に、水を飲むなどの工夫をすることで防ぐことができますが、注意する必要があります。
体力の消費
心臓に負担がかかるのと似たような意味合いになりますが、お風呂に浸かることで体力を消費することがあります。
お風呂の温度や量によっても異なりますが、長時間のお風呂などは意外に体力を消耗しやすいです。
お風呂に浸かるのは、気持ちもよく、リラックス効果もあって、長風呂しがちな人も多いですが、以外に体力を消耗しやすいということを覚えておきましょう。
それぞれのまとめ
- 新陳代謝が良くなる(血行が良くなる)
- 気分がスッキリする
- 汗や汚れを洗い流してくれる
- 心臓に負担がかかる
- 体内水分量の低下
- 体力の消費
疲労回復には効果的!長風呂に注意!
お風呂のメリット、デメリットを見て分かるように、疲労回復に関しては効果的であると言えます。
血行を促進することで、体内の血の巡りが良くなり、老廃物の排出を促すなど体にとって、筋肉にとって効果的な働きをします。
また、筋トレ後は、筋肉が栄養を欲している状態ですが、血行を促進することで、栄養の行き渡るスピードも上がります。
そのため、筋トレ後の入浴は効果的だと言えます。
ただし、注意事項として、患部が熱を持っているような症状が出ている場合には、病院での判断を仰いだ方が賢明と言えます。熱を持っているということは炎症を起こしている可能性が高いため、自己判断は避けて病院にかかりましょう。
場合によっては、入浴を控える必要があるためです。
また、長風呂にも注意しましょう。運動後は、体内の水分が足りなくなっている場合が多いため、長風呂をすることにより、脱水症状を引き起こす場合もあります。
適度を意識して、お風呂の時間を楽しみましょう(^^)
コメント