ダイエットって辛いですよね…。
食べたいものは食べれないし、お腹は空くし、イライラすることも。
でも、実は血糖値をコントロールすることで、案外簡単に空腹状態を乗り越えられるって知ってましたか?
血糖値の役割と体に及ぼす影響について理解することで、もしかすると辛い思いをせずに減量(ダイエット)をすることができるかもしれません。
まずは、血糖値について理解を深めましょう。
血糖値とは何か?
血糖値とは、血液中のブドウ糖(グルコース)の濃度のことを言います。
一般的に、お米などの炭水化物(糖質)を摂取すると、体内ではグリコーゲンという多糖類に姿を変えて、肝臓や筋肉に蓄えられます。蓄えられたグリコーゲンは、栄養を必要とする細胞に送り込むため、今度はブドウ糖に姿を変えて血液中を巡って、細胞にたどり着きます。
この血糖値は、私たちの身体にとって、高くても問題があり、低くても問題があります。
そのため、血糖値のコントロールは、健康に生活する上で必要不可欠なのです。
また、ダイエット中においても、血糖値のコントロールをすることで、比較的楽にダイエットを行うことができる場合があります。
なぜお腹が空くのか?
お腹が空くという感覚の原因は、血糖値が大きく関与しています。
脳は、体内にエネルギーが無くなったと判断した場合に、お腹が空いたというサインを出します。この判断をする際に基準となるのが、血糖値です。
食事を取ることで、血糖値が上昇し、血液中にエネルギーが満ち溢れた状態になります。
その後、筋肉や脳などでその血液中のエネルギーを使い、今度は血糖値が低下していきます。
そうすると、脳は体がエネルギー不足になる前に、栄養補給をするように指令を出すのです。
これが、空腹感を感じる大きな理由の一つです。
では、どうすれば空腹感を感じにくくできのか?
空腹感を感じる大きな原因の一つが、血糖値ということが分かりました。
つまり、この血糖値をコントロールすることができれば空腹感を感じにくくすることができるということです。空腹感が感じにくくなれば、ダイエットの一番の辛さを和らげることができます。
その方法としては、以下のようなものがあります。
少量を小まめに間食する
小まめに間食することで、血糖値をある一定基準に保つことができます。血糖値が下がってくると空腹感を感じるので、その前に少しだけ栄養を補給するようします。
そうすることで、ドカ食いを防ぐことができるとともに、空腹感も感じにくくなります。また、血糖値の急激な上昇に伴う眠気なども起きにくくなります。
おすすめとしては、30分から1時間程度で、一口だけお菓子等をつまむ方法です。
注意点としては、あくまでも一口ということに気を付けてください。食べ過ぎては元も子もないので、これだけは気を付けるようにしてください。
炭水化物の量を減らし、タンパク質の量を増やす
1回の食事で炭水化物を取りすぎると、体の中はエネルギー過多状態になり、血糖値も急激上昇します。血糖値の波が急なほど、空腹感も強く出るので、炭水化物の取り過ぎは注意しましょう。
逆に、タンパク質は、直接的にエネルギー源にはなりにくいですが、腹持ちも良いため、もの足りない時にはたんぱく質を摂取するようにすると、空腹感が訪れにくくなります。
特に、ダイエットを始めたばかりの時は、いきなり食事の量を減らすのではなく、食事の質を変えることに着手することで、ダイエットが成功しやすくなります。
炭水化物を減らした分だけ、タンパク質を摂取するようにするだけでも効果がありますので、試してましょう。
まとめ:ダイエットは血糖値コントロールで乗り切る!
血糖値をうまくコントロールをすることで、辛い空腹感を乗り越えられることが分かりました。
食事を制限するよりも、食べ方の工夫や食事の質を見直す方がよっぽど楽なので、まずは簡単にできることから挑戦してみましょう。
ある程度馴れて習慣化できてしまえば、もうこっちのもんです!
あとは惰性でもダイエットが成功すると思いますよ(^^)
辛いダイエットから少しでも楽になれるように望んでいます。
- 血糖値とは、血中のブドウ糖の濃度の事
- 空腹感の原因は、血糖値
- 血糖値が上昇し、減少してくると脳が食事を取るようにサインを出す(空腹感)
- 少量を小まめに摂取するのが吉!
- 炭水化物の取りすぎNG!代わりにたんぱく質を摂取しよう!
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