夏場になるとBBQやビアガーデン、お盆休み、夏休みなどお酒を飲む機会や飲みたい気分になる機会は多いのではないでしょうか。
冬場は冬場で、忘年会や新年会がありますよね!
ただ、お酒は筋肉良くないとか、ストレス発散には良いので少しは飲んだ方が良いとかいろんな説がありますが実際のところどうなのでしょうか。
多くのトレーニーにとって、お酒と筋肉の関係については興味があるところだと思いますが、結局のところお酒は筋肉に良いのか悪いのかを調べてみました。
【結論】筋肉には良くない!

結果から言うと筋肉には良くありません。むしろ筋肉にとって良いことは一つもないと言ってよいかもしれません(^^;)
夏場や年末など飲酒量が増える時期は、内臓もそうですが、見た目の筋肉についても気を付けなきゃいけないようです。
筋肉を分解してしまうことがある

お酒を大量に飲むとコルチゾールと呼ばれるホルモンが分泌されます。
コルチゾールというホルモン自体は、体の正常な機能を保つための役割を担っています。
- 肝臓での糖の新生
- 筋肉でのたんぱく質代謝
- 脂肪組織での脂肪の分解
などがあり、体の調子を整えるには、無くてはならない存在です。つまりは、正常な状態ではなくてはならない存在なのです。
しかし、ストレス等によっても、過剰に分泌されることのあるこのコルチゾールというホルモンは筋肉にとっては、なかなか厄介な作用をします。主な働きとしては、
筋肉を分解し、エネルギーを作り出す作用し、テストステロンをはじめとする成長ホルモンの分泌を阻害します。
簡単に言うと、筋肉が細くなり、筋肉の成長も遅くなるということです。
せっかく頑張って筋トレした筋肉が分解されるなんて、なんて恐ろしいことでしょうか…。
テストステロンが減少
テストステロンは男性ホルモンの一種で役割は以下のように言われています。
テストステロンは筋肉の量と強度を保つのに必要であり、造血作用を持ち、男性の性行動や性機能に重要な役割を有します。 テストステロンは集中力やリスクを取る判断をすることなどの高次精神機能にも関係します。
【出展元】 メンズヘルス外来 | 順天堂大学・順天堂医院泌尿器科
男らしい体を作る際に必要なホルモンと言えば良いのでしょうか。
精力のもととなっているホルモンでもあります。
テストステロンの影響で男らしい筋骨隆々の体つきが作られるのですが、飲酒をすることで、このテストステロンの分泌が阻害されてしまうのです。
つまりは、せっかく筋トレをし、体は成長をする準備をしているのに、ホルモンの影響で成長が阻害される場合があるということです。
せっかくの筋トレが台無しに!なんてこともあり得ます…。
睡眠の質を下げる

飲酒をすることにより、睡眠の質が下がります。
飲み過ぎた次の日に、寝てる時間は長いのにも関わらず、体がだるかったり、眠気が続いた経験はないでしょうか。
1日の中で1番体が成長するタイミングの睡眠時間を有効に使えないことは、筋肉にとっては大きな損失になります。
また、たんぱく質の合成する作用もアルコールを摂取することにより鈍化するため、せっかくのたんぱく質摂取が上手に利用されず、筋肉痛の期間が延びたりすることもあります。
お酒は適量であれば大きな問題無し!

色々と筋肉とお酒の関係について述べてきましたが、適量であれば大きな問題が無いことは分かっております。
適量というのが人によって異なるため、なかなか明記はしにくいですが、ビールであれば1日当たり350缶1本であれば特段大きな問題は無さそうです。
適度な飲酒をすることで、ストレスの軽減に繋がることもあります。
つまりはストレス由来のコルチゾールの分泌を抑制してくるという逆に筋肉に良い作用がする場合があるということです。あくまでの適量というのが肝ですが。
筋肉との良好な関係を築くためにも、適量を意識し、筋トレもお酒も楽しんでいきましょう♪
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