筋トレを行っている人は、必ず知っておいて欲しい情報です。
筋トレには漸進性過負荷の原則という原理原則があり、筋肥大を目的としてトレーニングをしている方もしくはこれからトレーニングをしようと思っている方は、必ず意識していて欲しい原則になります。
この原則を守らないと効果が出ないかも?
”漸進性過負荷の原則”とは?
漸進性過負荷の原則とはどういった原則なのでしょうか?それぞれの言葉の意味から説明していきましょう。
【漸進性】
漸進とは、ゆっくりと少しずつ進むこと、また少しずつ進歩することと意味が定義されています。
例文としては、「目標に向かって漸進する」と言った使い方でしょうか。
トレーニングの漸進性とは、ゆっくりと徐々に扱う重量を伸ばしていきましょうということです。
いきなり重量を上げてトレーニングするのではなく、少しずつゆっくりと重量を上げてトレーニング強度を上げていくという意味になります。
【過負荷】
過負荷とは、許容以上の負荷が加わる状態と定義されています。
トレーニングにおける過負荷とは、自分が慣れている重量よりも重い重量を扱ってトレーニングすることと表現することができます。
または、自分が慣れている回数よりも多い回数トレーニングすることと表現することができます。
ただし、あまりにも軽すぎる重量で回数を増やしてもあまり意味はありません。
適切な重量で、適切な回数を行うことが重要です。
重量設定や回数については、下記のリンクを参考にしてください(^^)
【漸進性・過負荷の原則】
上記の漸進性・過負荷の定義を踏まえた上で、漸進性過負荷の原則について説明致します。
漸進性過負荷の原則とは、簡単に言うと、慣れた重量は扱うな!少しだけ重くしろ!ということです。
言い方を変えると慣れた重量でトレーニングしても、筋肥大には効果的ではないということです。ほんと少しで良いので、慣れた重量よりも増量しトレーニングすることで、体というものは大きく変わっていきます。
また、いきなり慣れない高重量を扱うことも原則からは外れています。あくまでも少しずつ重量を増やしていくことが原理原則だからです。
いきなりの高重量を扱うことは、筋肥大云々の前に怪我のリスクが大きいです。
怪我を防ぐこともトレーニングの重要な要素の一つになっているので、身の丈にあった重量を選択し、トレーニングをするようにしましょう。
ちなみに、重量設定については、以下にまとめているので、ご確認ください(^^)
(まとめ)過去の自分に”常に”打ち勝つことが重要
トレーニングにおいて、過去の自分に打ち勝つことは重要です。
昨日の自分よりも少しでも成長することが、筋肉にとっては何よりも重要なことなのです。
でも、それは簡単な事ではありません。
精神的にも強い意志がなければ、途中で妥協してしまいます。
少しでも昨日の自分を超えていく
なかなか簡単なことではありませんが、超えれた時の喜びはひとしおです。そして、結果として体が変わってくれます。
原理原則を常に念頭において、効果的に筋トレに取り組んでいきましょう。
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