WordPressを利用してて、ファイルアップロードに失敗したことはありませんか?
エラーの内容も曖昧なため、どこから手を付けて良いのか正直分かりにくいですよね。
そんな経験をした人たちの力に少しでも馴れたらと思い、対応方法をまとめてみました。
ファイルアップロードエラーとは?

アイキャッチ画像や記事にファイルを埋め込もうとした時に、表示されるエラーです。
大半が「HTTPエラー」と表示されて、根本的なエラーの解決方法はこの状態では、分かりにくいです。
そんな時の代表的な対応方法はどんな方法があるのでしょうか?
対応方法はどんな方法がある?
そもそも対応方法は、どんな方法があるのでしょうか?
ここでは、3パターンの対応方法を記載しています。
ブラウザの再起動
まず、最初に試してほしいのが、ブラウザの再起動です。
長時間放置したままにしていると、セッションタイムアウトになり再ログインしなければいけない状況の場合があります。または、何かの拍子にセッションが切れる場合があります。
画面上では、一見通常通りに利用できるように見えますが、セッション切れの場合は、HTTPエラーになる場合が大半です。
まずは、ブラウザの再起動をして、再ログイン後にアップロードを試してみましょう。
ネット環境の再起動
ネット環境によっても、HTTPエラーになる場合があります。ルーターの不具合など通信状況に何かしらの問題がある場合にも、HTTPエラーになることがあります。
その場合は、通信環境の再起動、特にルーターの再起動をしてみましょう。
ルーター再起動で改善した場合は、通信環境に問題があったと特定できます。
エラーログを確認し対応する
上記2つの対応方法を試してもダメだった場合は、エラーログを確認してみましょう。
エラーログの確認方法ですが、代表的なエックスサーバー(XSERVER)を例に説明します。
エラー内容の確認 ⇒ その後の対応方法は様々
エラーログを確認し、そのエラー内容によって対応方法は変わります。
今回は、最も一般的なエラーである「Maximum execution time of 30 seconds exceeded 」というエラーログが表示された場合の対応方法を説明します。
まずは、エラーログの確認方法ですが、
サーバーパネルの「アクセス解析」ー「エラーログ」を確認します。

「エラーログ」をクリックすると、ドメイン一覧が表示されるので、確認したいドメインを選択してください。
その後、「ダウンロード」ボタンを押下して、ファイルをダウンロードしてください。

ファイルの中身を確認することで、エラー内容を確認することができます。
今回の場合だと、
Fatal error:Maximum execution time of 30 seconds exceeded
が主な警告内容になります。

「Maximum execution time of 30 seconds exceeded 」 とは、直訳すると30秒の実行時間を超えました!ということです。実行時間については、設定ファイル(php.ini)で設定されているため、その数値を変更することで、概ね解決することができます。
コンソール画面から、php.ini設定を開きます。

中の項目を確認すると、「その他の設定」の中に、max_execution_timeという項目があると思いますので、その値を変更します。デフォルト設定で「30」となっている値を「60」に変更し、保存ボタンを押下します。

その後、「php.iniの変更が完了しました。」と表示されれば設定変更は完了です。

その後、再度ファイルアップロードを試してみましょう。
エラーが出ないで画像が表示されれば、アップロード完了です。

無事にアップロードできました!
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