効率よく筋肉を付けようと思うと、必要不可欠になってくるのがプロテインの存在です。
一般的に、筋トレを行っている人は体重×1.5g~2gのたんぱく質を摂取しなければいけないと言われていますが、食事だけで目標値を達成するのは、なかなか大変です。
食費も掛かりやすく、コストの面を考えてもプロテインは優秀なサプリメントです。
そのプロテインも、実は複数の種類があることをご存知でしょうか。
特徴も様々ですので、自分にあったプロテインを選択するようにしましょう(^^)
大きく分けて3種類のプロテインがある
市販に売り出されているプロテインの種類は、大きく分けて3種類あります。
動物性、植物性など原料そのものが異なっていたり、特徴も様々なのでチェックしましょう。
ホエイプロテイン
ホエイとは乳清と呼ばれる牛乳由来のたんぱく質の事です。
チーズを作る際の副産物として有名で、牛乳中のたんぱく質を凝固させた際に、水分と分離しますが、この水分の部分をホエイと呼びます。
特徴としては、水に溶けやすく、体内の吸収も早いことが挙げられます。
そのため、筋トレ直後等の身体が筋トレによって破壊された筋繊維を修復しようと動き出しているタイミングで摂取すると効果的と言われています。
即効性があるため、大体1~2時間程度で体内に吸収されます。
おすすめの摂取タイミングとしては、起床後など体内の栄養素が枯渇しているタイミングもおすすめです。
- 動物性たんぱく質(牛乳由来)
- 水に溶けやすい
- 吸収速度が速い(1~2時間で体内に吸収される)
- 筋トレ(運動)直後
- 起床後
ソイプロテイン
ソイとは大豆(Soy)の事です。ホエイプロテインが牛乳由来の動物性のたんぱく質だったのに対して、ソイプロテインは植物性たんぱく質です。
特徴としては、吸収速度がホエイプロテインと比較すると遅いことが挙げられます。遅いというとデメリットのように聞こえるかもしれないですが、そんな事はありません。
ゆっくりと吸収されることで、体内のアミノ酸濃度を長時間一定濃度に保ってくれるため、就寝時など栄養補給の間隔が長くなるタイミング等には最適です。
即効性がない代わりに持続性があるため、大体6~8時間程度かけて体内に吸収されます。
また、大豆由来という事で、大豆イソフラボンが豊富に含まれており、美容効果もあると言われています。
ホエイプロテインと同様に、起床後の体内の栄養が枯渇している状態もおすすめです。
- 植物性たんぱく質(大豆由来)
- 水に溶けにくい
- 吸収速度が穏やか(6~8時間で体内に吸収される)
- 美容効果も有る
- 就寝前
- 起床後
ガゼインプロテイン
ガゼインもホエイと同様に、牛乳由来のプロテインです。
牛乳から脂肪分と、さらにホエイを取り除いたものをガゼインプロテインと呼びます。
ホエイプロテインと同様の牛乳由来のプロテインですが、ホエイプロテインとは違った特徴を有しています。
特徴としては、ソイプロテインと同様に吸収速度が穏やかな点が挙げられます。
長時間、血中のアミノ酸濃度を一定基準以上に高めてくれるため、効果が長続きします。
ソイプロテインと同様に、6~8時間かけて体内に吸収されます。そのため、ガゼインプロテインも就寝前や起床後にオススメです。
- 動物性たんぱく質(牛乳由来)
- 吸収速度が穏やか(6~8時間で体内に吸収される)
- 就寝前
- 起床後
特徴を理解して、トレーニング効果を最大限引き出そう!
以上のように、プロテインは数種類存在します。
吸収速度が大きく異なる点と、動物性たんぱく質か植物性たんぱく質かという点が大きく異なる点かと思います。
それぞれのプロテインの特徴を理解しておくことで、より効率的にトレーニング効果を発揮できるようになるかもしれません。
覚えておいて損は無い情報ですので、頭の片隅にそれぞれのプロテインの特徴を入れておきましょう(^^)
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