ダイエットを目的にジムに通い始めたのに、いきなり体重が増えて落ち込んだ人はいませんか?

頑張ってる人
あんなに頑張って運動したのに、何で体重が増えているのだろう…。
ショックだわ…。
せっかくやる気になって、頑張って運動したのに、次の日に体重が増加していたらショックですよね…。
でも体重が増加するのには、ちゃんとした理由があります。
理由をきちんと理解して、筋トレ、ダイエットのモチベーションが下がるのを防ぎましょう(^^)
筋トレ後はむくみやすい(水分を蓄えやすい)

筋トレ後は、体に水分を蓄えようとします。大きな理由としては、3つあります。
損傷した筋肉を回復するために水分が必要
筋トレをすると、筋繊維が傷付きます。傷付いた筋繊維は、その傷を修復しようと血液中の栄養素を利用しようします。
血液中の栄養素を利用すると同時に、体内の水分もため込もうとします。
その結果として、普段よりも水分が溜まりやすく、いわゆるむくんだ状態になりやすくなります。
疲労からくる代謝の低下
筋トレをすると、もちろんの事、体は疲れます。
疲れた体に栄養分を行き渡らせようと、内蔵もフル稼働し、体力的な面以外にも体は疲弊します。体が疲弊すると普段よりも内蔵の動きが鈍くなり、体内の水分の循環がスムーズにいかない場合があります。
そうすると汗や尿として排出されるはずの水分が、体内に残り、結果的に普段よりも体重が増加するという場合があります。
老廃物の影響により、水分代謝が低下する
老廃物が溜まると、血流が悪くなり、水分代謝が低下します。
特に下半身は、老廃物が溜まり、血流が悪くなると水分が溜まりやすく、非常にむくみやすくなります。
筋肉量で言うと、半分以上は下半身の筋肉なので、そこに水分が溜まるということは、体重増加に大きく起因します。
むくみを解消する方法は?
運動後は、老廃物が溜まりやすく、血流が悪くなりやすいです。
まずは、血流を良くすることを心がけましょう。
運動後に軽くストレッチをする
運動後に軽くストレッチをすることで、血流が改善されます。
ストレッチの方法としては、静的ストレッチがおすすめです。
静的ストレッチですが、簡単に言うと反動を付けずに行うストレッチです。
ゆっくりと筋肉の伸びを感じながらストレッチをすることで、血流改善の効果が期待できます。
マッサージをする
むくんでいる箇所を軽くマッサージすることも血流改善に効果があります。
ただし、運動後は筋繊維が損傷している場合が多いので、あくまでも軽めにマッサージすることを心掛けてください。強いマッサージは、さらに筋繊維を痛めてしまう場合があります。
マッサージの際は、マッサージオイル等を利用することで、より効果的に「むくみ」が取れるようになるので、上手に活用しましょう。
塩分の取り過ぎに注意する
塩分を取ることで、さらに体内に水分をため込んでしまいます。
適度な塩分は、体にとって必要不可欠ですが、取り過ぎは色んな面で悪影響です。
むくみを軽減するという意味でも、塩分過多にならないように注意することが重要です。
もしも、取りすぎてしまったな…と思った際は、カリウムを積極的に摂取することをオススメします。食材で言うとバナナやレタスがカリウムが多い食材です。
また、サプリメントを利用するのも良いでしょう。
まとめ:筋トレ後は、体重増加しやすいので、一喜一憂しない!
上記の理由から、筋トレ後はむくみやすいです。
ですから、昨日今日の体重だけで、筋トレの効果を判断するのは、早計と言えます。
逆に言うと、体重が増えていたからと言って、筋トレが無駄ではないということです。
しっかりと体を使ったからこそ、体が反応して、むくんでいるのです。むしろ成功と言って良いと状態です。
ダイエットしかり、肉体改造しかり、長期的に継続して判断しなければいけない事が多いです。
ちょっとしたことに一喜一憂せず、毎日少しずつの努力を継続していきましょう。
そうすれば、結果はおのずと付いてきます(^^)
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