アキレス腱断裂をして気付いた意外な事

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アキレス腱断裂治療記

人生初の大怪我を約二年前に経験しました。

その大怪我とは、右足アキレス腱完全断裂です。

お盆期間中のバドミントンの市民大会に出場し、その試合中に断裂しました。

今でもその当時のことははっきりと覚えています。

リハビリ期間は、一般的な人よりも短くて約4か月で終了したのですが、そのリハビリ期間中に色々なことに気付かされることがあったので、まとめて行こうと思います。

意外と簡単に断裂する

アキレス腱を断裂した方なら分かると思いますが、意外と簡単に断裂します…。

私も何てことのない普通のプレーで断裂したので驚きました。

私の周りも最初何が起こったか分からない顔してたので、それ程、普通のプレー断裂したということでしょう。

担当医の方に聞いてみましたが、「意外と簡単に切れるよ(^^)ニコニコ

と笑顔で言われましたね…。

ちなみに断裂の原因ですが、私の場合は、水分・ミネラル不足と筋肉疲労が原因ではないかとの見解を担当医から頂きました。水分って凄い重要らしいです。

手術しなくても治す方法がある

アキレス腱を断裂した場合は、手術をしないと完治しないと思っていたのですが、手術以外の治療法があります。

アキレス腱断裂の治療法には2種類あります。

  • 手術療法
  • 保存療法

保存療法とは、非常に簡単にいうと手術をしないで自然治癒力によって、アキレス腱を繋ぎ合わせる方法です。

どちらも双方の治療法を比較してのメリット、デメリットあるのですが、

手術療法のメリットとしては、

  • ギプス固定期間が短い
  • アキレス腱を直接繋いで固定するため確実

保存療法のメリットとしては、

  • 傷跡が残らない
  • 治療費が安い

手術療法のデメリットとしては、

  • 傷跡が残る
  • 感染症のリスクがある
  • 治療費が高い

保存療法のデメリットとしては、

  • ギプス固定期間が若干長い
  • 直接断裂部分を見ていないため、状態の細かな判断ができない

ちなみに私は、保存療法で完治しました。傷跡もなく、元のスポーツにも復帰することができ大変満足しています。

それぞれメリット、デメリットがあるため、治療法は悩むと思いますが、担当医の方とよく相談して決めると良いと思います。

手術療法のメリット
  • ギプス固定期間が短い
  • アキレス腱を直接繋いで固定するため確実
保存療法のメリット
  • 傷跡が残らない
  • 治療費が安い
手術療法のデメリット
  • 傷跡が残る
  • 感染症のリスクがある
  • 治療費が高い
保存療法のデメリット
  • ギプス固定期間が若干長い
  • 直接断裂部分の把握ができないため、状態の細かな判断ができない

滑る場所が意外に多い

足をギプスで固定している期間は、自分の足の代わりに松葉杖を利用して移動するのですが、街を歩いている以外に滑る箇所をあり、焦った記憶があります。

特に私が行動していて危険だと感じたのが、以下の4か所です。

  • 横断歩道の白線部分
  • マンホールの上
  • 掃除後のコンビニの店内
  • 綺麗な床(鏡面仕上げしてある床)

ちなみにどの場所も完全に乾いていればそれほど滑りませんが、少しでも濡れているとめちゃくちゃ滑ります。

個人的に一番怖かったのが、コンビニの店内です。入る前に床が濡れているかどうかの判断ができないことと店内では自由に松葉杖を使えないこともあり、怖い思いを数回しました。

あと、基本的に綺麗な床は良く滑ります(^^;)

光って反射している床などは要注意なので覚えておきましょう。

滑るのを防止する商品もたくさんあるので、1つ購入してみるのも良いかもしれません。

ネットで「松葉杖 ゴム」と検索すると色々と出てくるので、好みのものを購入しましょう。

エレベータの場所が遠い

松葉杖を利用していると基本的に階段は避けて通るようになります。登れないわけでないですが、体力的にきついのと踏み外した時の危険性が高いので、特段大きな理由が無い限りは登らないようになります。

そこで利用するのが、エレベータですが、場所によってはエレベータの位置が凄く遠い場合があります。

進路方向とは逆方向にエレベータがあるということも普通にあります。

頑張って汗だくで移動して見つけた結果、「整備中」ということもありました(^^;)

これは怪我して足が不自由になって初めて分かったことです。

初めて訪問する建物や駅は、エリアマップを事前に確認しておくことをオススメします。

確認し、前もって行動のシミュレーションを行っておくことで、気持ちに余裕が生まれることと時間の有効活用が可能になります。

周りの親切に感謝の日々

一番気付かされたことは、周りに親切な人がたくさんいるということです。

松葉杖をついて移動しているだけで、「頑張って!」と声をかけてくださる方。

買い物をする際に、付き添って買い物の補助をしてくれた店員さん。

長い階段で疲れて休憩しているところで、肩を貸してくれた若者。

差し入れや病院への送迎をしてくれた友人。

常に気遣ってくれた家族。

家族、友達、知人そして顔も名前も知らない一般の方。

みんな親切にしてくれました。

本当に感謝しています。

見ず知らずのこの私に、こんなにも親切にしてくれる人が周りにいた事が驚きでしたし、自分ももっと親切にしなきゃいけないなと気付かされた気がしました。

それからは自分が受けた恩を今は少しでも返せるように、街中で苦労してそうな方が居た場合には率先してサポートするようにしていますが、少しでも同じ気持ちの人が増えてくれると嬉しく思います。

ちなみに私がアキレス腱断裂から完治するまでの間に、役に立ったものをまとめているので、良かったら参考にしてみてください(^^)

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