アキレス腱断裂してから、早2年が経過してしまいました。
断裂した当時は、運動もできず、行動範囲も極端に狭くなってしまい、絶望の日々を過ごしていました(^^;)
それが今では、断裂する前以上に激しい運動をしているっていうんだから、おかしなもんですよね!(笑)
一生運動することができないのでは無いかと思っていた時期が懐かしいです(^^;)
参考になるかどうか分かりませんが、アキレス腱を断裂してから完治までを少しずつ振り返ってみたいと思います。
とある夏の日、市民バドミントン大会に参加

2年前のお盆休み期間中の事でした。
市民バドミントン大会が催され、朝早くから試合に参加しました。
軽い食事を済ませ、車で現地まで向かいます。
開会式前には少しだけですが、基礎打ち(練習)をする時間があり、その日の調子を判断します。自分で言うのもおかしいですが、この日は調子もよく絶好調でした。
準備運動も済ませ、基礎打ちをして第一試合を迎えると、あっさりと勝利することができました。
いつもは朝一番の試合は大体調子が上がらず、苦戦することが多いのですが、この時ばかりは自分でも分かるくらい調子が良く、早く2試合目の試合がしたいという気持ちで一杯でした。
しかし、その2試合目で事件が起きます…。
捻挫?いや、何か違う…。もしかして、これって…
1試合目から少し時間の空いた2試合目が始まりました。
天気も良かったせいか気温も上昇し、締め切った体育館の中は、なかなかの室温になっていました。何もしていなくても汗をじんわりかくような体育館の中で2試合目が始まりました。
そんな中、2試合目も順調に試合が進み、圧勝ムードで進んでいた2セット目に事件がおきます。
相手がスマッシュを打とうとしたシャトルが、ラケットのフレームに当たるというイレギュラーが起きます。
スマッシュが来ると身構えていた私の気持ちと裏腹にシャトルは、私たちのコートの全面にフラフラっと力なく落ちてきました。
とっさに左足を前方に踏み出そうと、右足を思いっきり踏ん張った瞬間でした。
「ズルッ!」と右足が滑ったのです。私はその場に崩れ落ちました。
フラフラっと落ちてきたシャトルは、私たちのコートに落ち、相手の得点になります。
私は、自分の汗か何かで滑ったかと思い、コートを見回してみましたが、汗などは一切落ちていませんでした。
おかしいとは思いつつも立ち上がり、自分たちのコートに落ちたシャトルを拾いに行こうとした時に、何とも言えない違和感に気付きます…。
…何か足がおかしい。捻挫?いや、何か違う…。もしかして、これって…。
アキレス腱断裂!?
なんだか簡単にきれるのね…(^^;)
柔らかい”かかと”
自分に起こった異変は、自分が一番良く分かりました(^^;)
痛みは全くと言って良いほど、ありませんでしたが、間違いなくアキレス腱に問題があることは、自覚できました。
この時の症状として、まとめると
- 痛みはほぼ無し(違和感がある程度)
- 歩けるけど力が入らない(つま先が動かない)
- かかと付近が柔らかい(怖っ!)
などがその時に自覚できた症状です。
ちなみに、アキレス腱に問題があるとはっきり自覚できたのは、かかと付近を触った時でした。
「あれ?アキレス腱がない…?」
というのが率直な感想でした(^^;)
人気者になった昼下がり
自分がアキレス腱切ったことを自覚したタイミングと同じくらいに、チームメイトも異変に感付いてくれて、気が付けば車いすが用意されていました。
人生で初めて乗る車いすは、恥ずかしさで一杯でした(^^;)
他のコートでは、まだまだ試合が続いていましたが、そんな中を車いすで横切ると、試合中を含めて、応援の方々も皆、私に注目しています。
それは、体育館のロビーに行っても同じで、皆から
「何で車いすに乗ってんの?どうしたの?」
「何があったの?怪我?」
と事細かく聞かれました。聞かれるたびに、
「試合中にちょっと足を滑らせて…。」
とか、
「アキレス腱をもしかしたら切ってしまってるかもしれなくて…。」
なんていうやり取りをずっとやってました。この日、初めて話した人もいて、何だか人気者になった気分でしたね(^^;)
本当は試合で活躍して、人気者になりたかったのにな…(´・ω・`)
なんて事を考えながら、救急車を待っていました。
そんなこんなで、その1は終了にしたいと思います(^^)
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また、読んで頂けると幸いです(^^)
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